お墓の正しい選び方

お寺の風景

「墓石」とは、故人の墓標としてたてられる墓の石の事を指します。墓石に使用される石材には、花崗石(御影石)や安山岩、閃緑岩などがあげられますが、これらの石材は成分や産地によっておよそ300もの種類があります。そのなかでも墓石に向く石材は、硬度が高く、耐久性があり、吸水率が低く、磨く事で光沢が出てくる石材であるといわれています。 また、お墓を建立する場所の風土によっても、適している石材は変わってくるので、注意が必要です。寒冷地では、墓石に水分が吸収されると、内部で凍結してしまい墓石が割れる場合があります。また、海辺などにある墓地の場合、通常よりも強い海風にさらされる事が考えられますので、風化しにくい石材を選ぶ必要があります。

墓石を購入する際に大切なのは、信頼できる石材店を選ぶ事です。なぜならば、墓とは、家族に代々引き継がれていく買い物だからです。石材店には、墓守として建立後にも墓石を保証する役割もあり、長い付き合いが必須となります。建立後にも、また遺骨を納める際には、戒名を彫ってもらうなどの依頼を行なう必要があります。その為、購入後の保証などに関するサービスが明示されているのかなどの確認も必要です。 また、契約前に石材店の事務所に足を運んでおく事も大切です。広告類をみて連絡後、建立予定墓地や自宅で見積り等を行ない、石材店に足を運ばないまま契約するのではアフターケアなどに不安が残ります。販売店の雰囲気や対応、作成済みの他家の墓石などの実績等の検討材料を総合的にみて判断する事が大切です。